多趣味な社会人のブログ

プロ野球、自転車レース、競馬、財テク、政治経済、教育問題など様々な記事を発信しています。

修学旅行の楽しみ方

 私は、学習塾でアルバイトしているのですが、そこで教えている中学生からわたしもうすぐ修学旅行だという話を聞きます。私の場合は、修学旅行が近づくと気分が落ち込んだものですが、生徒の皆さんは修学旅行を苦痛にしていないようです。それどころか、修学旅行を楽しみにしている”つわもの”も存在します。

 修学旅行が苦手な理由は大きく2つあります。体調を崩すこと、集団行動を強いられることです。

 まず、私は乗り物に弱く、バスに乗ると必ず酔います。また、慣れない場所に泊まるのが苦手で、体に負担がかかります。そのため、林間の時はみんながキャンプファイアをやっているときに、宿舎で休んでいました。宿泊行事において大切なことは、体調が悪いと思ったら早めに先生に伝えることです。自分の体調は自分にしか分かりませんので、早めに先生に伝えておき、体調不良がピークに達したときにはゆっくりと休めているようにしましょう。周りに迷惑をかけないように我慢しようとすると、体が限界を迎えてしまいます。私の同級生でも、バスの中で吐いてしまった子がいました。おそらく、レクレーションで盛り上がっているバスの車内で、具合が悪いと言い出せなかったのでしょう。限界まで我慢してしまったために起こった悲劇だと言えます。私の場合は、バスに乗る時点で1番前の席に座ります。前の席は揺れが少ないことに加え、先生やバスガイドさんに対応してもらいやすいポジションといえます。そもそも、私は最初からバスのレクレーションには参加しません。車内で遊ぶことで、体に負担をかけてしまうからです。

 次に、集団行動が苦手です。あまり友人のいない私には、普段から数人で遊びに行く習慣はありません。当時から独りぼっちが好きでしたし、現在でも一人で行動することがほとんどです。なので、班のメンバーで名所を巡り、一緒に泊まるということは苦痛でしかありませんでした。

 そんな私にも、楽しめることはあります。それは、同行する旅行会社がどのように教員や運転手と連携をとって、仕事を進めるかを観察することです。体調不良の生徒が発生したら、どのように対策を取るのか、教員や旅行会社の人と情報を共有するのかといった手順は、将来仕事をするうえで参考になるかもしれません。また、道路の混雑状況などで、予定していた時間が狂うことは、往々にしてあります。そんなとき、スケジュールの変更をどのように決定し、伝達していくのかを観察します。何か楽しみを見つけないと、修学旅行が辛いだけのイベントになってしまいます。

 もうすぐ修学旅行に行かれる小学生や中学生の皆さん、具合が悪くなったら遠慮なく先生に伝えましょう。また、自分だけの楽しみを見つけ、宿泊学習をより実りある行事にしてください。