多趣味な社会人のブログ

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オープンキャンパスにモノ申す

 夏休みになると、各大学でオープンキャンパスが開催されます。オープンキャンパスとは、高校生に向けて大学を公開するイベントです。しかし、ほとんどの私立大学では入学者を確保したいがために、お祭りのような催しになってしまっています。本当は、大学の授業がある日に、ありのままの風景を見せるべきなのではないでしょうか。私は、高校2年生のとき、ある国立大学に見学に行きました。あらかじめ電話でアポを取り、オープンキャンパスではない普通の日に学内を見学させてもらいました。大学に到着すると、担当の人がカリキュラムや卒業後の進路などについて説明してくださり、その後学内を案内してくれました。帰り際、バスを待っている学生に大学についてのお話を伺いました。その学生の話から、大学生活がとても充実していることが感じ取れました。オープンキャンパスの日ではなく、普通の日に行ったからこそ得られた情報がたくさんあったのです。大学側も、オープンキャンパスをイベント化するのではなく、普通に授業が行われている日に学内を公開すればよいのです。オープンキャンパスをイベントにしたところで、イベント好きな高校生が集まってくるだけです。本当にその大学に入学したいと思っている高校生は、大学のいつもの授業風景を見たいはずです。