多趣味な社会人のブログ

プロ野球、自転車レース、競馬、財テク、政治経済、教育問題など様々な記事を発信しています。

【ポーカー⑩】中規模な大会で2つもインマネした話(前編)

仕事やプライベートが忙しく、ブログを更新できていませんでした。

今回は趣向を変えて、中規模な大会において、2つのトナメでインマネした話を書きます。かなり自慢話になりますが、ポーカー初心者の方が大きな大会でインマネするために必要な考え方も記していくので、少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

1.参加した大会

今回私が参加したのは、地元の商業施設の1フロアを貸し切って行われる2日間の大会です。近隣から20店舗が参加し、数百人のプレイヤーが集結するちょっとしたお祭りのようなイベントでした。この大会では、2日間にわたって行われるメインイベント、KKやAJPCなどから協賛を受けたサイドイベント合わせて10個ほど開催されていました。

メインイベントは各店舗でサテライト(予選)を勝ち抜いた人が店舗を代表して戦うトナメで、サイドイベントは参加費を払えばだれでも参加できます。私はメインイベントの参加権を獲得できなかったので、サイドイベントに出場しました。

2.参加したトナメの概要

どうしても欲しかったメインイベントの権利は取れませんでしたが、仕事の日程を調整して土日を空けていたため、サイドイベントに参加しました。

1つ目のトナメは、オーソドックスなNLHです。メインイベントと時間帯がかぶっているにもかかわらず、のべ50人ほどが参加していました。FT(ファイナルテーブル)に残ると記念写真に写れるのですが、惜しくもバブルラインで飛んでいました。ワンハンド待っていればFTに残れたことを後で知り、悔しさが倍増しました。

2つ目に参加したトナメは、PLOです。PLOとは手札が4枚配られ、そのうち2枚は必ず使わなければいけないゲームです。また、ベット額にも制限があります。実はホールデム以外のゲームもたしなんでおり、特にPLOは私の気に入っているゲームです。PLOを覚えたきっかけは、ホールデムと比べて競技人口が少ないからです。海外の事情は知りませんが、少なくとも私の行動範囲にあるアミューズPLOのルールを理解している人は多くありません。今回のトナメでは、約25エントリー中3位とインマネに成功しました。詳細は次の章で述べますが、参加人数が少なかったことがインマネできた大きな要因です。

3つ目のトナメは、2日間の最後の行われた締めのターボトナメです。ターボとは、ブラインドの上昇が早く、序盤からエンジンをかける必要があるルールになっています。こちらは、80エントリー中2位という自分でも驚きの好成績を収めることができました。一時はヘッズで相手のスタックをカバーしている場面もあっただけに、トロフィーを取れなかったことが悔やまれます。ただ、始めたばかりの私だったらFTに残ることもできなかったと思うので、自身の成長を実感することができました。

3.PLOで3位になるまでの話

中型大会初インマネとなったPLOですが、このトナメは序盤からブラインドが浅く運の要素が色濃く出るルールとなっていました。序盤から中盤にかけて積極的に仕掛けていますが、ハンドが絡まずレイトレジスト30分前くらいに飛んでしまいます。

簡単に説明すると、トナメは飛んでしまってもレイトレジストの時間までなら再び参加費を払って出場することができます。これをリエントリー(リエント)と呼び、トナメレイトレジストの時間を意識して戦うのが一般的です。

参加費が1万円で、レイトレジストの時間で入ると10BBしかないため、リエントリーするか迷いました。レイトレジストの時間で残り人数が9人しかいなかったため、FTの写真に残りたいという欲望を抑えられずリエントリーを決意しました。

レイト後の数ハンドは、FTに残ることだけを考えてフォールドしまくりました。

その後一人飛んで念願のFTでプレーすることができました。FTでは、ショートスタックだったのである程度のハンドで突っ込んで増やしてを繰り返しました。インマネ(景品がもらえる順位)は3位以上だったため、9位も4位も変わらないと考えて積極的にプレイしました。その結果、いくつもの幸運に恵まれてチップを増やすことに成功しました。

チップを増やしてからは余裕を持ってプレイすることができ、インマネが決まった時点でチップリに昇格しました。わずかな差でセカンドチップリが続き、3位の方はショートという今考えれば理想的な状況でした。しかし、チップリの立ち回りに慣れていない私は大きなミスをしてしまいます。その状況を簡単に説明します。

 

 1.ちょっと良い程度のハンドでオープン

 2.セカンドチップリのレイズ

 3.コール

 4.フロップでセットが刺さる

 5.セカンドチップリのオールイン

 6.コール

 7.ターンで相手にストレート(4面待ち)を引かれ、チップを大幅に減らす

 

先に断っておくと、PLOはストレートやフラッシュといった役が作りやすい競技であり、ホールデムと比較して相手の強い役をケアしなくてはいけません。

上記を見ると、ターンで引かれてアンラッキーと思う人がいるかもしれません。たしかに、ターン以降でストレートを引かれていなければ、セカンドチップリを吸収してほぼ間違いなくトロフィーを獲得できていました。しかし、私のミスは相手のオールインを受けたことではなく、1番と3番のプレーにあります。

このチップ状況での理想は、他の2人でぶつかってどちらかが飛び、順位を上げることです。中途半端なハンドで参加するべきではありませんでした。また、セカンドチップリのレイズを受けてしまったのも良くありません。ホールデムにも言えることですが、トナメの終盤では、チップを持った相手とぶつかることは極力避けるべきです。

勝負を焦って参加した結果、降りられなくなってチップの大半を失ってしまいました。ショートに沈んだ私は、そのまま3位でトナメを終えました。インマネはしましたが、無理しなければ2位以上を狙えただけに、もやもやする結果となりました。

3.まとめ

PLOの戦いを簡潔にまとめると、運が良かったから3位になることができ、実力が足りなかったから3位で飛んでしまったといえます。

大型大会で初インマネをした嬉しさ半分、もっと上を目指せたという悔しさを抱えたまま1日目を終えました。

翌日には、PLOの反省を生かして前日を超える成績を残すのですが、詳細は次の記事でお伝えします。