多趣味な社会人のブログ

プロ野球、自転車レース、競馬、財テク、政治経済、教育問題など様々な記事を発信しています。

教育関係

受験生の敵は「雪」と「インフル」!?

2週間前にセンター試験が行われ、明日は都内で私立中学入試が行われます。1月から2月にかけて、各地で入試シーズンを迎えます。私も塾の講師をやっているため、この時期は教え子の進路が気にかかって仕方ありません。受験は人生の分岐点となるわけですが、と…

青山児相問題の本質

港区南青山の一等地に児童相談所を建設することに対して、住民からは反対の声が上がっています。さらに、反対する住民に対して世間からは特権意識が強すぎるといった批判的な論調も見受けられます。しかし、この問題の本質は別のところにあります。 一つ目の…

最高の教育とは?

教育の早期化というのが進んでおり、「0才からの教育」みたいな本も見かけます。お子様を持つ親御さんの多くは、自分の子どもに対してどのように教育すればよいか悩んでいるのではないでしょうか。 結論から書きます。「何もしないこと」が理想の教育です。…

勉強は自転車のようなもの

皆さんが中学生だったころ、数学は得意でしたか? おそらく、数学に苦手意識を感じていたという人が7割を超えると思います。では、多くの中学生や高校生は、なぜ数学に苦手意識を抱くのでしょうか? それは、中学になると授業の内容が急に難しくなり、それ…

不正入学について

先日、東京医科大学の裏口入学の問題がニュースになりました。簡単に説明すると、文科省の役人が東京医科大に便宜を図り、見返りとして息子を同大学に入学させたという事件です。この大学に入学するために真剣に受験勉強をしてきた生徒さん達のことを考える…

就活でマナーを身につけよう!

大学3年生の6月にインターンシップの申し込みが解禁され、1年以上にわたる就活がスタートしました。私は、就活に多大なエネルギーを費やすべきではないと思っています。なぜなら、学生の本分は勉学です。間違っても、就職先を紹介するハローワークではあ…

「人的資源管理論」という学問

経営学の中に、人的資源管理論という学問分野があります。人的資源管理論とは、経営資源のひとつである「ヒト」のマネジメントを研究する学問です。人的資源管理論の学問的な歴史は浅く、1920年頃、テイラーの科学的管理論から発展した分野であると言えます…

必要とされない会社には行くな!

大学4年生は、夏休みを目前に就活も佳境に入っている頃と思います。就活生の皆さんは、エントリーシートや面接、SPIテストの対策をされてきたことと思われます。ネット上や就活サイトでは、エントリーシートの書き方や文章例が載っています。はっきりと言わ…

学校は安全な場所ではない

連日、うだるような猛暑が続いており、熱中症のニュースをよく耳にします。とりわけ話題になりやすいのが、学校での熱中症による事故です。ネット上では、学校の対応を批判する意見も出ていますが、的外れな意見だと思います。そもそも、学校は安全な場所で…

「学びたい」から「活動したい」へのシフト

小学校の頃、漢字が好きでした。中学の時は数学、高校生になったら経済学という風に、学びたいことが変わっていきました。ところが、大学に入ってから、考え方そのものが大きく変わりました。高校1年生までは、何かの学問を究めたいという好奇心にあふれてい…

受ける価値のある授業

大学で受ける価値の授業、それは相互にインタラクティブな授業です。どういうことかというと、教員が一方的に話すのではなく、生徒との会話も含めて授業を成立させるべきだということです。以前にも取り上げたように、Nさんの授業は生徒の質問に答える形で進…

学生なんだから、一人で行動しろ!

大学内で、常に友達と行動している人を見かけます。昼食や休み時間を一緒に過ごすだけでなく、友達同士で同じ授業に参加している光景をよく見かけます。おそらく、友達と相談して、履修する授業を決めているのではないでしょうか。もちろん、私も同じ学科の…

義務教育を受けるにはお金がかかる

「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育は、これを無償とする」(憲法第26条第2項) 憲法では義務教育について上のように規定しています。義務を負っているのは子どもだと思っている人も多…

修学旅行の楽しみ方

私は、学習塾でアルバイトしているのですが、そこで教えている中学生からわたしもうすぐ修学旅行だという話を聞きます。私の場合は、修学旅行が近づくと気分が落ち込んだものですが、生徒の皆さんは修学旅行を苦痛にしていないようです。それどころか、修学…

オープンキャンパスにモノ申す

夏休みになると、各大学でオープンキャンパスが開催されます。オープンキャンパスとは、高校生に向けて大学を公開するイベントです。しかし、ほとんどの私立大学では入学者を確保したいがために、お祭りのような催しになってしまっています。本当は、大学の…

パスポートを取らずに留学する方法

私は、国内の修学旅行レベルでもダウンしてしまうほど、長距離移動と環境の変化に弱いため、海外旅行や留学なんてもってのほかです。しかし、アメリカやヨーロッパの働き方、文化などにはとても興味があります。グローバル化が進み、日本に拠点を持つ外資企…

数学の先生に関する話

高校時代に仲が良かった2人の数学の先生について書きます。 1人目は、数学愛好会の顧問で、60歳手前の男性教員です。この先生は、純粋に数学が好きな先生で、教員用机の上には、数学関係の本が大量に積んであります。昇進には一切興味がないらしく、管理…

陸上部の思い出

中学時代、何か部活に入らなくてはと焦っていた私は陸上部を選びました。チーム競技は苦手で、卓球のように技術が必要とされるスポーツも向いてないため、消去法で陸上部に入りました。種目は走り幅跳びを選びましたが、夏の総体が終わり3年生が抜けたタイミ…

野外実習

私の高校では、1年生の時に野外実習があります。2泊3日で千葉県の鴨川周辺に行き、植生調査や生物の調査を行います。理科(特に生物)があまり好きではなく、宿泊行事も嫌いな私にとって、行く前から憂鬱で仕方ありませんでした。 実習2日目、案の定具合…

監査委員会委員長

高校1年生の4月。クラスのホームルームで委員会を決めていた。黒板に書かれた委員会の中から、自分のやりたいものの欄に名前を書く。定員を超えたらじゃんけんという方式である。本当は図書委員会をやりたかったが、すでに2名の名前が書かれていた。ここ…

高校で得られたかけがえのない経験

私が高校で得られた経験は大きく分けて以下の2点です。 ① 数学愛好会での経験 ② 監査委員会での経験 今回は①についてお話します。 ① 数学愛好会での経験 数学愛好会に入ったことで、数学の道を諦めました。それは、先輩や先生の話から、数学を職業にするの…

数学愛好会のすごい人たち

前回書いたエコノミクス甲子園の記事で登場した数学愛好会について説明しようと思います。 私が在籍していたK高校には部活、同好会、愛好会の3種類が存在します。部活の条件は、部員が10人くらい?在籍していることで、予算がおります。同好会は自由に設立…

エコノミクス甲子園・全国大会

※【エコノミクス甲子園・県大会】を読んでいない方は、先にそちらをご覧ください 2月下旬、相方のU君と共に電車に乗り込む。今日から3日間にわたって、エコノミクス甲子園(以下「エコ甲」とする)全国大会が行われる。といっても、本日は東京都内の宿泊施…

エコノミクス甲子園・県大会

高2の時に苦い思いを味わったエコノミクス甲子園(以下「エコ甲」という)。今回は高3でリベンジしたときの結果について書きます。 夏休みの前半に高校生クイズが終わった後、受験勉強はそこそこに経済の学習に時間を費やします。高校の自習室に入り浸り、…

進路を文系に変更したきっかけ

自己紹介のページでも紹介したように、中学の時に数学の魅力に気づいた私は理系の高校に進学しました。当時「普通の人になりたくない!」と思っていた私は、高校も普通科に進みたくありませんでした。ところが、こうして選んだ理数科という進路が、後々私を…

Fランク学生からみた日本の教育

昨日大学の話が話題に上ったので、私の通っている大学についてお話します。 私はFランク大学に通っています。経済学部経営学科で、会計を専門に学んでいます。 昨日紹介したような、いわゆる双方向型の授業というのは、うちの大学では少数です。大きな教室の…

すごい授業

今回は、私の通っている大学のちょっと変わった授業について紹介します。 「質問ありますか」という掛け声から始まる授業。 「良い情報を得るためには、どのようなコンテンツを見ればいいですか」 学生の質問に対し、 「良い情報とは何ですか」 という切り返…