多趣味な社会人のブログ

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ソフトボールチームで得られたこと

 私は、小4のときからソフトボールチームに所属していました。私の所属していたチームは地域でも1位2位を争う強豪チームで、練習のレベルがとても高かったです。周りは上手な人ばかりで、入ったころから、レギュラーを取れそうにないなと感じてました。その予想は当たり、最高学年の6年生になってもレギュラーになることは出来ませんでした。あまり練習熱心ではなかった私はベンチにも入れず、練習試合ではボールボーイを務めることが多かったです。ですが、裏方に回ったからこそ学べたこともたくさんあります。レギュラーの選手をどのようにサポートしていけば、気持ちよく試合に集中できるか、ランナーコーチでは選手にどのような声をかけるべきか、というように裏方には裏方の役割があるのです。

 6年生になったとき、年下の5年生や4年生がレギュラーに定着していました。ですが、悔しさは全くありませんでした。これは強がりではなく、自分にはエースや4番といった目立つポジションより、陰に回ってサポートする方が向いていることに気づいたのです。スポーツにおける勝利とは、エース選手の力だけによるものではないのです。控え選手や裏方の力があってこそ、エースが活躍できるのです。監督やコーチは頭を使えということをよく口にしていました。当時は、この言葉の意味がよく分からなかったのですが、中学生になると意味が分かるようになりました。野球を外から見ると、いろんな戦術があり、守備位置や走塁などに注目してプロ野球を観戦すると奥深さを感じることができます。今の自分ならば、相手チームのシートノックを見て選手の肩の強さを把握したり、相手チームの戦略を分析したりするのですが、当時は何も考えていなかったので指示されたことしかできませんでした。周りを巻き込んで、積極的に行動していけばよかったのにと後悔しています。

 自分が裏方にいたいという考えは、高校生時代には大きく変わってきます。いろんな経験をする中で、自分が中心に立ちたいという気持ちが芽生えてきたのです。