【菊池涼介】2年ぶりのエラーは守備職人への勲章
4月2日のDeNA戦。8回2死1、2塁の場面で、桑原の高く弾んだ打球がセカンドベース付近に飛びます。打球めがけて菊池選手が猛チャージするも、ボールはグラブの土手に当たってしまいこぼれます。
仮に捕球して1塁に投げていたとしても、アウトにできたかは微妙なタイミング。記録はエラーとなってしまいました。このプレーは満塁のピンチを招いただけでなく、菊池選手にとって2019年9月16日以来2年ぶりのエラーとなり、2シーズンにわたって積み重ねた連続無失策記録が途切れてしまいました。
このプレーはYahoo!ニュースにも取り上げられ、エラーの判定は正しいのか、内野安打にすべきなのではないかと波紋を呼びました。
実はエラーの判定には明確な基準がありません。公式記録員のさじ加減でエラーなのかヒットなのか決まってしまいます。
今回の打球、普通のセカンドであればヒットになっていたと思います。あれほど猛チャージしつつ、捕球してすぐ投げられる態勢を取っていたからこそ、エラーの判定になったのでしょう。
つまり今回のエラーは、守備のレベルがずば抜けている菊池選手への勲章ととらえることもできます。
連続無失策の記録は途切れてしまいましたが、そんな記録など気にせず忍者のような守備でカープの勝利に貢献してほしいです。
(この記事を書いている途中、菊池選手の勝ち越しHRが飛び出しました!!)
訂正します。守備だけでなく、打撃と走塁、ムードメーカーとしてカープを日本一に導いてほしいです。