多趣味な社会人のブログ

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受ける価値のある授業

 大学で受ける価値の授業、それは相互にインタラクティブな授業です。どういうことかというと、教員が一方的に話すのではなく、生徒との会話も含めて授業を成立させるべきだということです。以前にも取り上げたように、Nさんの授業は生徒の質問に答える形で進んでいきます。これこそ、まさに生徒と共に創り上げていく授業だと言えます。 
 一方的に話し続け、黒板に書いては消しを繰り返すような授業に価値はありません。そんな授業なら、週に1回キャンパスに行かなくとも、授業風景を映像で撮影して映像を送れば事足ります。そうしてくれれば、空いている時間に1.5倍速くらいで視聴するでしょう。授業によっては、200人近くの学生と教員が、同じ時間、同じ場所に集まるのですから、それだけの価値がある授業を提供してほしいものです。教員が研究内容を垂れ流すだけの授業をやったところで、誰も得しません。研究の成果を表した論文と、重要なポイントをまとめた資料をメールで送ればいいだけの話です。ネットが発達した現代において、一方的に話すだけの教員に価値はないのです。