多趣味な社会人のブログ

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Fランク学生からみた日本の教育

 

昨日大学の話が話題に上ったので、私の通っている大学についてお話します。

私はFランク大学に通っています。経済学部経営学科で、会計を専門に学んでいます。

昨日紹介したような、いわゆる双方向型の授業というのは、うちの大学では少数です。大きな教室の前方で、教授が一方的に話している授業がほとんどです。こうした状況はFランク大学に限ったものではないでしょう。

二十人程度の小教室で、相互にコミュニケーションをとる授業こそが、学生の能力を高めると思います。教授が一方的に話している授業では、いくら専門的な内容を言っていたとしても、学生の頭に入っていなければ、お互いにとって時間の無駄です。

海外の名門大学では、少人数で内容の濃い授業が行われています。日本人は積極的に意見を述べるのが苦手といわれますが、中学、高校、大学と一方通行の授業が展開されていれば、双方向のコミュニケーションが苦手で当然です。最近、小学校でも英語教育が義務化されましたが、私が思うグローバル人材とは英語が話せることではなく、問題の本質を捉え、活発な議論ができる論理力だと思います。また、議論を適切な方向に導くファシリテーション能力も重要だと思います。皆さんは、日本で当たり前に受けてきた教育についてどう思いますか?