多趣味な社会人のブログ

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青山児相問題の本質

 港区南青山の一等地に児童相談所を建設することに対して、住民からは反対の声が上がっています。さらに、反対する住民に対して世間からは特権意識が強すぎるといった批判的な論調も見受けられます。しかし、この問題の本質は別のところにあります。

 一つ目のポイントは、児童相談所がどういった施設であるか多くの人が理解していないことです。非行少年などが収容される少年院のような施設だと誤解している人も多いようですが、そうではありません。自動相談所とは、親から子育てについての相談を受けたり、虐待されている子供を一時的に保護したりすることによって子どもの権利を守るための施設です。もちろん、非行少年が保護されることもありますが、あくまで一時的な避難場所であり、長期的に滞在するわけではありません。そもそも、児童相談所を利用するのは経済的に困窮している世帯だけではないと思います。経済的に満たされているからといって、家庭内に問題が起きないとはかぎりません。果たして反対する地元住民の方も、自分には関係のない施設だと言い切れるでしょうか。どこに建設するかは別としても、子供たちを守るためのセーフティネットとして必要な施設であると思います。

 二つ目のポイントは、区の担当者のビジネス感覚が欠如していることです。児童相談所は営利目的の施設ではありません。しかし、港区民の税金も投入して施設が建設され、運用されていくのです。土地代が70億円、予算総額100億円ともいわれる施設を建設するわけですから、その費用に見合った効果を示さなくてはなりません。土地代が70億円もするような南青山の一等地ですから、収益性の高い使い方をするべきです。教育にお金をかける必要はありますが、そのお金は児童相談所の人材を充実させることなどに使うべきであって、高額な用地の取得に使用すべきではありません。区民の税金を使う以上、費用対効果についてしっかりと検討すべきなのです。

【有馬記念】グランプリには波乱がつきもの

 オジュウチョウサンの参戦も話題を集めている第63回有馬記念。1番人気が予想されるレイデオロも、昨年のキタサンブラックほどの安心感はありません。今年は穴馬に期待します。

 本命はモズカッチャンです。前走のエリザベス女王杯では、1番人気ながら3着でした。しかし、馬場の悪い内側にコースを取りながらもしっかりと伸びてきた印象があり、叩き2戦目の今回はさらに良化しているでしょう。心配材料としては、中山で1回しか走っていないことですが、初参戦の中山で勝利をあげたジェンティルドンナのように快走してくれることを期待します。

 対抗はレイデオロとします。この馬については言うまでもないでしょう。天皇賞(秋)を勝ったあと、ジャパンカップをパスして有馬に直行したので、コンディションもばっちりだと思います。昨年人気薄のクイーンズリングで2着に食い込んだ鞍上ルメール好材料で、死角が見当たりません。

 馬券は、モズカッチャンとレイデオロを軸に、クリンチャー、サトノダイヤモンド、ミッキーロケット、リッジマン、パフォーマプロミスに流した3連単2頭軸マルチを200円ずつ買います。一年の締めくくりとして、馬券を当てたいところです。

 皆さんも、馬券を当ててよい年末をお迎えください。

【有馬記念】オジュウチョウサンの人気が今ひとつな理由

 1年は速いもので、今度の日曜日は年末の総決算有馬記念です。このレース、障害最強馬であるオジュウチョウサンが話題を集めています。障害G1を勝った馬が平地G1に挑戦するケースは過去にほとんど例がないので、オジュウチョウサンの挑戦がどんな結果になるのか想像もつきません。ただ、オジュウチョウサンは話題を集めることはできても、馬券的には人気にならないと思います。特に、単勝人気は5番目くらいに入ればよい方だと思います。実際に、前走の南武特別では単勝3番人気でした。これは、単勝馬券の性質によるものだと思います。単勝を買うファンは主に2種類います。一つ目は、堅い馬にまとまった金額を賭けるファンです。単勝は、馬単3連単と違い倍率が低いので、大きく賭けて大きく儲けようと考える人が多いです。二つ目は、応援している馬の馬券を記念に買うファンです。この買い方をする人は、馬名が書かれた馬券が欲しいだけなので、100円だけ買うケースが多いです。ディープインパクトの引退レースとなった2006年の有馬記念では、当たり馬券を払い戻さなかったファンも大勢いました。歴史的な馬名が書かれた馬券を手元に残しておきたいという気持ちのあらわれだと思います。オジュウチョウサンの馬券は後者のケースに当てはまると思うので、購入人数が多くても金額的にはそこまで伸びないでしょう。大金を賭けて殖やそうとする人は、おそらくレイデオロかキセキあたりに資金を投じると思います。そのため、レイデオロやキセキのオッズは低くなるのです。

 有馬記念の馬券を買われる皆さん、儲けたいのか、記念馬券が欲しいのか、目的をはっきりさせて馬券を買いましょう。有馬記念の予想は土曜日に公開する予定です。

ゴーン氏釈放について

 日産の元会長ゴーン氏が、21日(金)にも釈放される見通しとなりました。私は、このニュースを見て「裁判所はやっとまともな判断ができたか」と思いました。ゴーン氏が逮捕されてから、10日間の拘留延長と再逮捕を経て、約1か月にわたり拘置所に拘留されていました。東京地検特捜部はまたも拘留延長を請求しましたが、東京地裁はこれを却下し、準抗告も棄却しました。地裁が検察の拘留延長請求を却下するのは極めて異例なことだと思います。そもそも、拘留延長が認められるためには「やむをえない事由」があることが必要条件です。「やむをえない事由」とは、証拠隠滅の恐れがあること、捜査が終わっていないこと、逃亡の恐れがあること、などが挙げられます。しかし、現実には検察が拘留延長を請求すれば、ほとんどの場合10日間の拘留延長が認めらてしまいます。検察は、大した状況もないのに拘留延長を請求し、それを裁判所は受理する。この状況はどう考えてもおかしいと思います。

 今回の裁判所の判断には、長期拘留に対して海外から批判が高まっていることが影響しているかもしれません。しかし、海外メディアの反応の方が正常で、推定無罪の人を長期的に交流する日本の人質司法のほうが異常であると思います。今回の事件を機に、司法のあり方を見つめなおすべきなのかもしれない。

【結果発表】全レース予想企画第2弾

全レース予想企画第2弾の結果を発表します。

 

Fラン学生 単勝的中額  14,000 円(3レース的中)
      単勝回収率   116.7 %
      複勝的中額   9,200 円(5レース的中)
      複勝回収率   76.7 %  
       トータル損益 ▲800 円(回収率96.7%)
  

ランダム  単勝的中額   0 円(的中なし)
      単勝回収率    0%
      複勝的中額            0円(的中なし)
      複勝回収率     0%
      トータル損益 ▲24,000 円(回収率0%)

 

 今回は、自分の予想が単勝で3レースも的中しました。単勝回収率も100%を超えられて嬉しいです。しかし、複勝では5レースを的中させるも、複勝回収率が100%を超えられなかったことは反省点です。複勝率を上げるには、穴っぽい馬を入れなくてはなりません。しかし、穴馬を入れると単勝の的中率が下がるというジレンマにも悩まされます。次回は、単勝回収率を高めつつトータル損益もプラスにしていきたいです。

 もう一つ衝撃だったのが、前回好調だったランダム予想が全く当たらなかったことです。単勝どころか、複勝にもかすりませんでした。やはりトランプでの予想には波があるのでしょう。

 来週はいよいよ有馬記念です。年末の大一番を楽しみに、明日からの一週間を乗り切りましょう。

【全レース予想企画】第2弾

 先週行った企画の第2弾を行います。

       Fラン予想        ランダム

中山1R  1番イベリスリーフ     14番マダムハート

中山2R  15番キュアン         9番タイムアクシス

中山3R  16番ゴールデンチョイス    8番セクシオンドール

中山4R  5番シャンデフレーズ    8番リトルグッド

中山5R  10番サトノフォース      6番ミユキダイアモンド

中山6R  10番カズノマックイーン    13番エスデス

中山7R  5番ホウオウビクトリー   9番アルピナホワイト

中山8R  15番ショーンガウアー     3番ヒロノワカムシャ

中山9R  3番カルリーノ       4番ヘイワノツカイ

中山10R 9番シアーライン      12番デピュティプライム

中山11R 5番フローレスマジック   12番ミエノサクシード

中山12R 5番アルカサル        5番アルカサル

 

今回こそは、ランダムに負けないことを祈ります。また、単複合わせて100%以上回収したいです。

運転免許が簡単に取れすぎ

 現在「東名あおり運転事故」の裁判が世間の関心を集めています。最近、あおり運転をはじめ、自動車にまつわる重大事故が増えているように感じます。ひき逃げや飲酒運転といった悪質なものから、ブレーキとアクセルの踏み間違いや逆走など、いずれも一歩間違えれば重大な事態を引き起こしかねません。

 なぜ自動車事故が増えているか。それは、運転免許が簡単に取れてしまうからです。運転免許を取得するためには学科試験と実技試験が必要ですが、どちらもそれほど難しいものではなく、最短一か月ほどで免許を取得できます。要領の悪い人でも、半年あればほとんどの人が運転免許を取得できるでしょう。

 このような現状は誠に危険だと思います。下手したら人を殺す凶器にもなり得る自動車を、わずか1か月の教習と簡単な試験を受けただけの人間が運転してよいのでしょうか。電車や飛行機の免許を取得するためには、たくさんの時間と努力が必要です。だからこそ、電車や飛行機の重大事故は滅多に発生しないのです。日本において、自動車事故の犠牲になって亡くなられる方は、年間3904人(e-Stat参照)にもなります。一方、飛行機事故で亡くなられた方は、世界中で年間258人(Aviation Safety Network参照)です。これは、航空機自体の性能が進化したのも一つの要因ですが、なんといってもパイロットになるためのハードルが高いからだといえます。もし、飛行機の免許が1か月そこらで取れるものだとしたら、皆さんは飛行機に乗りますか?おそらく100人中99人が乗らないでしょう。医師免許も同じです。大学の医学科時代から合わせて約10年もの歳月が必要になるからこそ、医師免許には価値があり、患者はお医者さんに安心して命を預けられるのです。空の上を飛んでいる飛行機を運転しているのは、99.9%がプロフェッショナルです。しかし、道路上にプロフェッショナルが運転する自動車はいったい何パーセントいるでしょうか。おそらく、環八を見渡したところで、プロ意識を持ったドライバーは数えるほどしかいないでしょう。それどころか、感情をコントロールできない人や、判断力が鈍くなった老人まで自動車を運転しています。これでは、毎日のように事故が起こって当たり前です。

 ちなみに、私は自動車免許を持っていません。それどころか、自転車にも乗りません。主な移動手段は、電車とバスです。他人に危害を加えてしまう恐れのある人は、電車やバスといった公共交通機関に乗りましょう。

 自動車は、飛行機や電車と違って多くの命を預かっているわけではありませんが、家族や友人と言った同乗者の命を預かっています。また、他の車に乗っている人や歩行者など、道路を利用する不特定多数の人の命も預かっているのです。おそらく、自動車が身近なものになりすぎて、命を奪うかもしれない危険な乗り物であることを忘れてしまっているのではないでしょうか。これから車を運転される方がいましたら、この記事を思い出して、気を引き締めて運転してください。