多趣味な社会人のブログ

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【広島カープ】塹江と大道の起用について

 

 なんでこの試合を落とすのか?

 出先で一球速報を見て、愕然としました。

 

 22日(木)のヤクルト戦。

 先発の遠藤がピリッとせず、3回3失点79球で降板となりました。

 しかし5回裏に追いつき、相手先発の金久保を5回途中で引きずりおろしました。

 5回が終了して3-3の同点。こうなればリリーフ陣が手厚いカープに有利な展開です。

 しかし、6回のマウンドにはコルニエル。まさかの3イニング目となります。

 敗戦処理で3イニング使うのなら分かります。しかし、同点の6回でなぜコルニエルが続投なのか意味が分かりません。森浦、塹江、大道、中田廉のいずれかにスイッチするべきだと思いました。

 結果として、2死2塁からサード安部に痛恨のタイムリーエラーが飛び出し、勝ち越しを許してしまいます。コルニエルの自責点ではありませんが、勝ちにいく継投をするべきだったと思います。

 森浦がワンポイントリリーフとして登板しましたが、イニングの頭から投げてもよかったのではないでしょうか。

 7回裏。先ほどエラーした安部がタイムリーを放ち、三度同点に追いつきます。

 7回まででヤクルトには3安打しか打たれていません。しかし、6四球とエラーが響き4失点。守りのリズムも悪くなります。

 この試合の采配で疑問に思ったのが8回表の投手起用。

 あと2イニングをゼロで切り抜ける。今のカープであればそれほど難しくないはずである。

 ここでマウンドに上がったのは塹江。この起用には違和感しか感じない。

 首脳陣は去年52試合に投げて19ホールドしている塹江投手に8回を任せる考えなのだろうが、個人的には大道投手に8回を任せた方が良いと思う。

 たしかにこの試合が始まるまで防御率が0.00ではあったが、これといった決め球がなく、大道や栗林と比較しても安定感を感じられない。

 選択肢として、8回に投げる投手を大道投手と塹江投手に分散させるのは良いアイデアだとは思うが、それならば、3点差以上リードしている場面で塹江投手、2点差以内なら大道投手という風に投げ分けてほしい。

 8回大道、9回栗林。このパターンを勝利の方程式にしてほしいと思う。

 7回時点で同点だっただけに、この敗戦は悔やまれる。

 

 ヤクルト相手に負け越し、とうとう借金生活。

 今シーズンのブルペン陣なら、1点を争う展開のゲームはむしろ歓迎なはずだ。それなのに、20日(火)の試合に引き続き接戦を落としてしまった。

 9回には安定感抜群の栗林が控えているのに、そこまでリードかせめて同点の状態でつなげなければ意味がありません。

 せっかく監督が投手出身なので、継投のタイミングと起用法を分析して、勝てるパターンの展開でしっかり勝ち切ってほしいものです。