多趣味な社会人のブログ

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サイクルロードレースに関する名前がかっこいい!

 

 サイクルロードレースになじみの無い日本人でも一度は耳にしたことがある「ツール・ド・フランス」。たまたまレース動画を見たのですが、その時に思ったのが選手やチームの名前がかっこいいということです。たとえば、チーム名では「サンウェブ」「モビスター」「ミッチェルトンスコット」「カチューシャ」「クイックステップ」「ディメンションデータ」、選手名では「コンタドール」「サガン」「カベンディッシュ」「ルイスレオン・サンチェス」「アーベルマート」「サイモン・イェーツ」これらは一例で、かっこいい名前はもっとたくさんあります。突然ですが、ここで問題。

           

 1「AG2R」     2「FDJ」 

                                         どちらもプロチームの名前ですが、何と読むでしょう?ファンなら当然わかるでしょうが、初心者には難しいかもしれません。(答えは一番下に書いてあります)

もちろん、名前だけでなくレースの中身も面白いです。

①.アシスト

②.逃げ集団

③.総合優勝、ポイント賞

 

①.アシスト

 アシストとは、チームのエースを勝たせるために献身的にサポートする選手のこと  です。エースの前を走って風よけになったり、チームカーから補給用のボトルを持ってきたりします。アシストが献身的にサポートすることで、エースが100%力を発揮することができるのです。

②.逃げ集団

 長距離のレースは、基本的に大きな集団でまとまって走ります。集団で走ることによって、風による抵抗を抑えられ、体力の消耗を最小限にすることができるからです。逃げ集団とは、大きな集団から抜け出して先行する集団です。逃げ集団は数人から十数人といった少人数になることが多く、人数の多い集団(メイン集団という)よりも体力を消耗します。これは、人数が少ない分集団の先頭に立つ時間が長くなるからです。この逃げ集団を作る目的はたくさんありますが、大きく分けると、チームのエースを勝たせる、ステージ優勝(③を参照)を狙う、この二つに分類されます。なぜなら、ゴールが近づくにつれ、前を走る逃げ集団のことを意識します。このとき、自チームの選手が逃げ集団に入っていれば、その選手が勝つ可能性があるので、集団のペースを上げなくてもよいという判断になります。逆に、自チームの選手がいなければ、優勝を目指すには逃げ集団を追わなくてはなりません。そういったチームに先頭を引かせ、自分たちはその後ろについていき楽にペースを上げる。これが、逃げの目的のひとつです。また、まれに逃げ集団の選手が勝つことがあります。メイン集団よりも過酷な条件の中、トップでゴールするのですから、並外れたスタミナと根性が必要となります。このように、逃げ集団がレースに様々な影響を及ぼす部分も、サイクルロードレースの面白いポイントです。個人的には、逃げの選手が勝ってくれると嬉しいです。

③.総合優勝、ポイント賞

 ツール・ド・フランスジロ・デ・イタリアは、4週間程度にわたって行われます。 1日当たり200Km前後の距離を20ステージ近くにわたって走ります。途中、レースを行わない休息日を挟みますが、連日長い距離を走る過酷な競技です。チームのエースが狙うのは総合優勝というもので、全ステージの合計タイムが短い選手が総合優勝の称号を得ることができます。各ステージには、ポイントが獲得できる場所が何か所か設定されています。その地点を通過した先着数人がポイントを獲得でき、最終的にポイントを多く持っていた人がポイント賞を授かります。先着数人なので、逃げ集団の選手がポイントを獲得するケースが多いように感じます。このように、ポイント賞狙いの選手もおり、総合優勝以外の争いにも注目です。

 

 サイクルロードレースを見始めてから1か月ほどなので、まだまだ初心者ではありますが、いろんなレース動画を観てルールや戦術について学んでおります。詳しく知れば知るほど、レースを楽しんで観戦できるので、このブログでもサイクルロードレースについて随時発信していこうと思います。

 

 

①「アージェードゥーゼール」 ②「エフデジ」

 どのチームも響きが良いですね。