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【広島カープ】残り6試合の目標は個人成績?

 18日の阪神戦。不可解な判定の影響もあったのか1-2の惜敗。

 最多勝争いを繰り広げている九里に白星を追加することはできませんでした。

 3位巨人とのゲーム差が3.0と広がり、CS争いからは後退。仮に19日、20日と巨人が連勝するとCS進出はほぼ絶望的になり、カープファンの楽しみは各選手のタイトル争いに絞られてきます。

 ここでは、タイトル獲得が期待できる選手を挙げてみます。

 

1.首位打者 鈴木誠也

 現在3割2分2厘とセリーグトップの打率を記録する鈴木誠也。3割1分6厘で近本選手が追ってきているが、首位ヤクルトとの2連戦を控えチームの成績を優先すべき状況では、個人の記録を意識する余裕はない。仮に一時的にでも誠也を上回ったとしても、打率を維持するためにベンチに下げることはできないと思われる。

 週末にはカープとの2連戦も控えており、場合によっては近本を敬遠することも可能である。

 

2.本塁打王 鈴木誠也

 シーズン中盤までは岡本と村上に大きく離されていた誠也だが、シーズン終盤になり本塁打を連発。ついに岡本、村上に1本差まで迫った。三つ巴の行方は最後まで分からないが、今最も勢いに乗っているのは誠也と言えるだろう。この調子でいけば、40本の大台に乗せることも十分可能である。

 カープファンとしては、日本の4番である鈴木誠也首位打者本塁打王の2冠に大きく期待したいところである。

 

3.最多勝 九里

 阪神の青柳選手と並んでハーラートップの12勝を挙げている九里投手。

 18日の阪神戦で勝ち星を挙げられなかったのはもったいないが、それでも最多勝獲得の可能性は十分残っている。

 本日の試合で青柳投手に勝ち星が付かないことが望まれるが、仮についたとしても中5日で24日の阪神戦に登板できるし、何なら28日、29日の試合で先発投手に価値が付かないようにして途中から登板させたっていいと思う。

 29日まで試合を残しているカープとしては、青柳投手の動向を見てから出すタイミングを選べるのが有利に働くだろう。

 

4.新人王 栗林

 今年の新人王争いはハイレベルだと言われているが、その中でも頭一つ抜けた存在と言えるのが栗林である。現時点で35セーブを挙げ、セーブ機会の失敗はゼロ。防御率も驚異の0.72とクローザーとして圧倒的な成績を残している。新人王争いは記者の投票で決まるので何とも言えないが、順位が確定してしまえば安全な局面だけを選んで登板させることが可能となる。

 また、DeNA山崎康晃選手が持つ新人セーブ記録37超えも期待できるので、ぜひ挑戦できるシチュエーションを作ってほしい。

 

 今日明日の試合で私が望むことをまとめると以下の通りです。

 

1.巨人が2連敗(CS進出に望みをつなぐため)

2.岡本も村上も本塁打を打たない鈴木誠也本塁打王のため)

3.青柳に勝ち星が付かない(九里の最多勝のため)

4.近本が打率を落とす鈴木誠也首位打者のため)

5.できれば奥川にも勝ち星が付かない(新人王候補であるため)

6.中野、佐藤輝明が活躍しない(新人王候補であるため)

 

 昨日は残念な負け方をしてしまいましたが、考え方を変えれば疲労困憊の栗林を温存させることができたことは好材料です。タイトルに向け、防御率0点台を保ったうえでセーブを積み重ねてほしいので、残り6試合は絶対にセーブシチュエーション以外使わないでほしいです(連続セーブ記録もあるため)。

 これだけの戦力がそろっていながらBクラスでの戦いに甘んじてきた佐々岡監督ですが、せめて選手のタイトルを考えた采配だけはしてほしいものです。打率の計算ミスで首位打者を逃すとか笑い話になりませんので、そこだけ気を付けてくれることを切に願います。