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【フェブラリーステークス】勢いよりも実績

 17日日曜日、今年最初のG1となるフェブラリーステークスが行われます。藤田菜七子ジョッキーによる日本人女性騎手として初のG1騎乗に加え、インティが未勝利戦から6連勝でG1挑戦するなど、例年以上に話題が集まっています。さっそくですが、レースの予想をしていきます。

 本命はゴールドドリーム。鞍上のルメールも信頼でき、不安要素が見当たりません。無理やり懸念点を探すとしたら、昨年のフェブラリーステークス以来JRAのレースを使っていないことくらいでしょうか。近2走は勝ち切れないレースが続いていますが、連対は確実だと思います。いつもはルメールが乗ると過剰人気となりやすいですが、今回は武豊藤田菜七子に流れ、ルメール人気が抑えられるでしょう。

 対抗はサンライズソア。最近は1800メートル以上のレースを使われてきたが、この馬に合うレースがなかっただけで本来はマイル向きの馬だと思います。マイル実績に乏しく今回はそこまで人気にならないと考えられるため、馬券の軸としても狙い目だと思います。鞍上はテン乗りの田辺騎手になりますが、彼は2014年の同レースで最低人気のコパノリッキーを1着に持ってきており、5年ぶりのフェブラリーステークス勝利も十分考えられます。

 もう一頭、ユラノトを候補に挙げたいと思います。鞍上が福永なのでやや不安がありますが、もともとはルメールが乗っていた馬です。福永ジョッキーが2番枠という内枠の利を活かせれば、上位に食い込んでくると思います。

 ここまで読んで、なぜ注目のコパノキッキングやインティを入れなかったのか、と思われた方も多いと思います。まず藤田菜七子騎手の騎乗によって話題を集めているコパノキッキングですが、混戦のダート界においてこの馬が勝つ可能性は十分にあります。先にも述べたように、5年前のフェブラリーステークスでは小林オーナー所有のコパノリッキー単勝272倍の低人気を覆して勝利しました。5年前と比べると、今回の方が勝つ確率は高そうです。しかし、藤田菜七子ジョッキー初のG1挑戦という話題性から、過剰な人気を集めることが予想されます。競馬を知らない人が興味本位で馬券を買うとしたら、インティよりもこの馬になるでしょう。日本人女性ジョッキーとして初の中央G1騎乗記念として、馬券の価値は高いかもしれませんが、配当を考えた時の馬券的妙味は低くなりそうです。続いて、6連勝中のインティを外した理由について書きます。こちらは、前哨戦となる東海ステークスを快勝しており、勝つ確率も高そうに思えます。しかし、前走が初の重賞挑戦ということ、デビュー以来マイルを一度も経験していないこと、初の東京競馬場になるということが懸念点として挙げられます。6連勝していますが、うち5勝は条件戦であるということからキャリアの浅さは否めません。1番人気になりそうですが、私は実力未知数の馬を軸にすることはできません。

 さて私の買い目についてですが、ゴールドドリームを軸に、サンライズソア、ユラノト、インティ、ノボバカラノンコノユメに流した3連単マルチを各200円ずつにします。加えて、サンライズソアとユラノトのワイドを1000円分買っておきます。

 今年のフェブラリーステークスは話題性に富んでおり、馬券が外れたとしても楽しめるレースとなりそうです。