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【オセロ】初心者向け大会の参加者が少ない!!

 オセロの大会は全国各地で毎週のように開催されており、誰でも参加することができます。大会によって異なりますが、1回の大会で5試合から7試合対局します。リーグ戦のような形式なので、勝っても負けても最後まで対局することができます。

 大会には、誰でも参加できる無差別大会と級位者しか参加できないビギナー向けの大会があります。将棋や囲碁と同じように、オセロにも級位や段位があり、大会での成績に応じて級位や段位が認定されます。オセロ界では1級と初段の間に大きな壁があり、初段に認定されるための基準が厳しめになっています。ビギナー向けの大会では、初段以上のプレイヤーが参加できないため、級位者が参加しやすい大会であるといえます。現在1級で足踏みしている私は、級位者向けの大会に出まくり、そこそこの成績を残しています。しかし、最近ビギナー向けの大会に出る人が少なくなっており、大会の開催すら危ぶまれる事態となっています。参加者が減少している理由は主に2つあります。1つ目は、今までビギナー向けの大会に参加していた人が初段となったため、大会の参加資格がなくなるケースです。ビギナー向けの大会では、3回程度優勝すると初段になれるという規程があります。そのため、ビギナー向け大会に出場して強くなった人は無差別大会に参加するしかなくなるのですが、四段、五段といったつわものも参加する無差別大会で勝つのは難しく、大会に出なくなるプレイヤーもいます。2つ目は、わざわざオセロの大会に出ようという人が少ないことです。ルールは知っていても、本気でオセロに取り組もうとする人は多くありません。また、ビギナー向けの大会とはいっても、ルールを知っている程度の人に比べたら圧倒的に強いため、初参加した人がぼろ負けしてしまい、やる気を失くしてしまうといった現象も見受けられます。

 最初のハードルは高いですが、定跡や基本戦術を覚えればある程度勝てるようになるので、ぜひ大会に参加してほしいです。また、大会の主催者は面白い人が多いので、勝てなくても楽しめると思います。特に、オセロ発祥の地である茨城ブロックの大会は楽しいのでお勧めです。