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卓球が強い中国と、野球が強い日本の国民性の違い

 卓球王国と言えば、何と言っても中国でしょう。男子シングルスでは、過去6大会で5個の金メダル、女子シングルスに至っては、8大会連続で金メダルを獲得しています。近年では日本のレベルも向上していますが、中国にはまだまだ及びません。

 中国は、リオオリンピックでアメリカに次いで2番目にメダルを獲得するほどのスポーツ大国です。しかし、中国が強い競技にはある共通点があります。それは、バドミントンや飛び込みといった個人競技が多いことです。中国人は個人主義的な考えが強く、チームのために犠牲になろうという精神が乏しいように思います。

 一方、日本は野球のレベルが世界トップクラスです。2020年の東京オリンピックでは野球が復活するので、侍ジャパンの金メダル獲得を期待しています。日本人には、和を大事にする文化がありますが、それがチーム競技に良い影響をもたらしているのでしょう。プロ野球のヒーローインタビューを聞くと、チームのために頑張りました、次につなぐつもりで打ちました、など全体主義的な発言が目立ちます。また、個人競技においても、コーチが支えてくれた、日本のために頑張った、など周りを意識した発言が多く、目立とうとする選手はあまりいません。

 今回は、日本人と中国人の国民性を、スポーツという観点から考えてみました。2020年には東京、2022年には北京と、アジアでオリンピックが続きます。金メダルを取った選手の発言から、国民性を考えてみるのも面白いかもしれません。