多趣味な社会人のブログ

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日本のマスコミはゴーン氏の報道をやめるべき!!

 日産の元会長ゴーン氏が、金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕された、というニュースがマスコミをにぎわせています。日本を代表する企業である日産の会長が逮捕されたのですから、ニュースになって当然です。しかし、マスコミの取り上げ方には問題があると思います。一番の問題点は、ゴーン氏を完全に悪人扱いしていることです。現段階では、ゴーン氏は容疑者にすぎません。前の記事でも述べたように、判決が確定するまでは推定無罪が適用されます。この事件に限ったことではありませんが、マスコミは容疑者のことを犯罪者扱いする傾向にあります。ひどい場合は、ゴーン氏のプライベートにまで踏み込んだ報道をしています。家族旅行の費用を会社に出させていたとか、社員でもない姉に報酬を払っていたなど、家族のプライバシーにまで踏み込んだ報道も見かけます。贅沢な生活は一流会社の取締役なら当たり前ですし、そもそも犯罪とは関係ないことです。国民ウケを狙って、ゴーン氏を悪人に仕立て上げているようにしか思えません。

 マスコミの質が低下しているのは今に始まったことではありません。世論を誘導するような報道は多々見られます。そんな下らない記事に踊らされず、ノーを突き付けることこそが我々の役目なのかもしれません。情報の受け取り手が賢くなれば、いい加減な記事を書けなくなるはずです。マスコミの質を向上させるのは情報の消費者である一人ひとりの国民だと思います。