多趣味な社会人のブログ

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勉強は自転車のようなもの

 皆さんが中学生だったころ、数学は得意でしたか?

 おそらく、数学に苦手意識を感じていたという人が7割を超えると思います。では、多くの中学生や高校生は、なぜ数学に苦手意識を抱くのでしょうか?

 それは、中学になると授業の内容が急に難しくなり、それに対応できないからです。特に、方程式や比例反比例の問題は苦戦する生徒が多いように感じます。この範囲は、数学的な考え方が身についていないと理解することができません。このため、多くの中学生が方程式や比例反比例でつまづいてしまうのです。

 さらに、数学というのは積み重ねの学問です。中1でならった1次方程式のを土台として、中2で連立方程式、中3で2次方程式を学びます。そのため、1次方程式の段階でつまづいてしまうと、必然的に連立方程式や2次方程式も理解できなくなります。数学は、一度苦手意識を持ってしまうと挽回するのが難しい科目です。

 では、数学に苦手意識を持たないためにはどうしたらいいのでしょうか?

 「数学は自転車のようなもの」と考えてください。

 自転車の練習において、最初はバランスを崩して転んだりしますが、一度乗れるようになってしまえば一生乗り方を忘れることはありません。数学も、一度基礎を身につけてしまえば一生使える知恵となります。