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【日本シリーズが熱い!!】6戦目考察

 ジョンソンとバンデンハークの両先発は、第2戦と同じ顔合わせ。前回はジョンソンの快勝となりましたが、今日は初回から球数を使わされてしまいます。それでも3回まで無失点でしのぎますが、4回の表、内川シリーズ2個目の犠打からの意表を突くスクイズで先制されてしまいます。ここまで、広島は細かいミスを重ねてきました。初回の守備では、内野の連携不足によるジョンソンのフィルダースチョイスが発生し、このプレイのせいでこの回25球もかかってしまいました。その裏の攻撃では、菊池のバント失敗と田中の盗塁死。日本シリーズという大舞台でシーズンと同じ野球をするのは難しいのかもしれませんが、それならばエンドランを使うなど攻め方を変えるべきでした。3回の攻撃では拙攻が目立ちます。1アウト1、3塁のチャンスを作りながら、野間があっさり三振に倒れます。さらに、走らなくてもいい場面で1塁ランナーがスタートを切り、アウトになります。この場面、走るならば3塁ランナーも同時にスタートを切るべきでしたが、3塁ランナーの誠也がスタートを切った形跡はありませんでした。こうした、細かいミスの積み重ねが、4回の1点という形で噴出してしまったのではないでしょうか。続く5回の表。ジョンソンが3球で2アウトをとった後、グラシアルに一発を打たれてしまいます。このシリーズ、思えばホームランが勝負を左右してきました。ヤフオクドームの3試合では計6本のホームランを打たれ、いずれも勝負を決する一発となってしまいました。この試合における1点は、あまりにも大きな壁となりました。この後、投手陣は何とか踏ん張りますが、時すでに遅し。カープ打線は1点も追加することができずに、工藤監督の胴上げを見ることとなってしまいました。

 7戦目の考察も書こうと思っていたんですが、日本シリーズが終わってしまい残念でたまりません。心にぽっかりと穴が開いたような気分を、全国のカープファンが共有していることでしょう。ソフトバンクホークス関係者のみなさん、日本一おめでとうございます。