多趣味な社会人のブログ

プロ野球、自転車レース、競馬、財テク、政治経済、教育問題など様々な記事を発信しています。

サンドイッチの耳

 とある休日の話。遠出してクイズ大会に出場するため、電車で1時間半くらいかけて水戸に行きました。クイズ大会では、ペーパークイズの採点を待っている間が昼休みになります。あまりお腹が空いていなかったのと、夜に思い切り食べたいという気持ちから、喫茶店に行って軽く昼食を済ませようと思いました。会場と同じ建物内にある喫茶店に入り、サンドイッチを注文します。すると、ハムチーズを挟んだものと、スクランブルエッグを挟んだサンドイッチが登場しました。しかもオレンジ付き。ここまでは普通なのですが、サンドイッチと一緒にパンの耳が出てきたことです。サンドイッチを作る過程でパンの耳を切るのでしょうが、これも一緒に提供するのには驚きです。パンの耳を2切れほど頂きましたが、お腹がいっぱいだったこともあり、全部食べることは出来ませんでした。サンドイッチ2個分のパンの耳は、結構な量になるんですよ。

 私は、喫茶店に行くことが大好きです。大手チェーンのお店も好きですが、個人経営のお店も趣があり、たまに行きます。コーヒーの味の違いなどよく分かりませんが、落ち着いたお店で飲むコーヒーは格別です。チェーン店と比べると値段が若干高いのが玉に瑕ですが、雰囲気も含めての値段だと思えば安いものです。

 実は、この話オセロ大会の前日の出来事です。こちらを先に出す予定でしたが、オセロで予想外の優勝という結果に興奮してしまい、オセロ記事を先に出しました。オセロやクイズの大会に参加するため、祝日は結構な割合で遠出します。大会は遠出するための口実で、実際は喫茶店やラーメン店を巡ることが目的かもしれません。

オセロ大会で優勝しました!!

 本日、級位者限定のオセロ大会で優勝することができました。この大会では、スイス式というリーグ戦形式で5試合戦い、勝利数が多い人が優勝となります。厳しい試合が多く、特に4試合目では時間切れの危機に陥りましたが、運にも助けられ全勝で優勝することができました。今回の優勝で、晴れて1級を取得することができました。

 私が初めてオセロの大会に出場したのは、昨年の3月でした。そのときは、強い相手に全く歯が立たず、負け越しました。あれから1年3か月、オセロの基本について学び、いろんな大会に出場したことで、大きく成長できたと思います。早く初段になり、有段者も出場する大会で良い成績を残せるように頑張ります。

選挙というより株主総会

 選挙の最低条件として、選挙権がある人に対して一人一票が保障されていなくてはなりません。18歳以上で選挙権を満たしているのに投票できなかったり、逆に、一人で何票も投票できるようでは公平性を欠いてしまいます。

 本日行われたAKB48グループの総選挙は、とてつもなく不公平な状況で行われたと言えます。総選挙について簡単に説明すると、AKBのCDに投票権が付いており、CDを1枚買うと1票をお気に入りのメンバーに投票できる仕組みです。CDは通常1枚、永久保存版を考慮しても2枚程度しか買わないと思います。ところが、お気に入りのメンバーに大量に投票するため、投票権目当てにCDを百枚単位で爆買いするファンが登場します。1人当たりの投票制限がかけられていないため、財力のあるファンが特定のメンバーに投票しまくるという現象が発生します。仮に、99人のファンがAというメンバーに1票ずつ投票したとします。しかし、1人のファンがBというメンバーに100票投票してしまえば、結果は簡単に覆ってしまいます。これでは、ファンの民意は反映されているとは言えません。むしろ、この仕組みは株式の仕組みに似ています。ある会社の株式を1株購入すると、議決権を1票手にすることができます。議決権を持っていると、会社の経営に関する決議について、投票することができます。株主総会での決議は多数決で決まるため、51%の株式を手に入れればどんな案でも多数決を通すことができます。よって、株式の過半数を所持していれば、実質的に会社を支配したことになるのです。

 AKB48グループのプロデューサーである秋元康は、金持ちファンが投票を牛耳ることぐらい織り込み済みでしょう。スマートフォンで無料の音楽を聴ける現代において、CDを売るための戦略としては、極めて有効な戦略だと思います。しかし、一部の金持ちファンによって支配されるようなグループを、多くのファンは応援してくれるでしょうか?短期的にCDの売り上げが伸びたとしても、長い目で見るとファンを失っているのかもしれません。わずか2年数か月で解散したかつてのおニャン子クラブのように、人気が落ちていると判断したら損切をするつもりなのかもしれません。いずれにしても、マーケティングの天才秋元氏の手腕に注目していきたい。

 

 

 

修学旅行の楽しみ方

 私は、学習塾でアルバイトしているのですが、そこで教えている中学生からわたしもうすぐ修学旅行だという話を聞きます。私の場合は、修学旅行が近づくと気分が落ち込んだものですが、生徒の皆さんは修学旅行を苦痛にしていないようです。それどころか、修学旅行を楽しみにしている”つわもの”も存在します。

 修学旅行が苦手な理由は大きく2つあります。体調を崩すこと、集団行動を強いられることです。

 まず、私は乗り物に弱く、バスに乗ると必ず酔います。また、慣れない場所に泊まるのが苦手で、体に負担がかかります。そのため、林間の時はみんながキャンプファイアをやっているときに、宿舎で休んでいました。宿泊行事において大切なことは、体調が悪いと思ったら早めに先生に伝えることです。自分の体調は自分にしか分かりませんので、早めに先生に伝えておき、体調不良がピークに達したときにはゆっくりと休めているようにしましょう。周りに迷惑をかけないように我慢しようとすると、体が限界を迎えてしまいます。私の同級生でも、バスの中で吐いてしまった子がいました。おそらく、レクレーションで盛り上がっているバスの車内で、具合が悪いと言い出せなかったのでしょう。限界まで我慢してしまったために起こった悲劇だと言えます。私の場合は、バスに乗る時点で1番前の席に座ります。前の席は揺れが少ないことに加え、先生やバスガイドさんに対応してもらいやすいポジションといえます。そもそも、私は最初からバスのレクレーションには参加しません。車内で遊ぶことで、体に負担をかけてしまうからです。

 次に、集団行動が苦手です。あまり友人のいない私には、普段から数人で遊びに行く習慣はありません。当時から独りぼっちが好きでしたし、現在でも一人で行動することがほとんどです。なので、班のメンバーで名所を巡り、一緒に泊まるということは苦痛でしかありませんでした。

 そんな私にも、楽しめることはあります。それは、同行する旅行会社がどのように教員や運転手と連携をとって、仕事を進めるかを観察することです。体調不良の生徒が発生したら、どのように対策を取るのか、教員や旅行会社の人と情報を共有するのかといった手順は、将来仕事をするうえで参考になるかもしれません。また、道路の混雑状況などで、予定していた時間が狂うことは、往々にしてあります。そんなとき、スケジュールの変更をどのように決定し、伝達していくのかを観察します。何か楽しみを見つけないと、修学旅行が辛いだけのイベントになってしまいます。

 もうすぐ修学旅行に行かれる小学生や中学生の皆さん、具合が悪くなったら遠慮なく先生に伝えましょう。また、自分だけの楽しみを見つけ、宿泊学習をより実りある行事にしてください。

オープンキャンパスにモノ申す

 夏休みになると、各大学でオープンキャンパスが開催されます。オープンキャンパスとは、高校生に向けて大学を公開するイベントです。しかし、ほとんどの私立大学では入学者を確保したいがために、お祭りのような催しになってしまっています。本当は、大学の授業がある日に、ありのままの風景を見せるべきなのではないでしょうか。私は、高校2年生のとき、ある国立大学に見学に行きました。あらかじめ電話でアポを取り、オープンキャンパスではない普通の日に学内を見学させてもらいました。大学に到着すると、担当の人がカリキュラムや卒業後の進路などについて説明してくださり、その後学内を案内してくれました。帰り際、バスを待っている学生に大学についてのお話を伺いました。その学生の話から、大学生活がとても充実していることが感じ取れました。オープンキャンパスの日ではなく、普通の日に行ったからこそ得られた情報がたくさんあったのです。大学側も、オープンキャンパスをイベント化するのではなく、普通に授業が行われている日に学内を公開すればよいのです。オープンキャンパスをイベントにしたところで、イベント好きな高校生が集まってくるだけです。本当にその大学に入学したいと思っている高校生は、大学のいつもの授業風景を見たいはずです。

いまさら秋元康を批判する矛盾

 先日発売された、AKB48のシングル「TeacherTeacher」が発売されました。この曲の歌詞について、セクハラではという批判の声もあります。歌詞を読み解いてみると、女学生が学校の先生を誘惑しているように解釈できるというのです。たしかに、そういう歌詞の曲を未成年のメンバーが踊るというのはいかがなものかと思います。しかし、おニャン子クラブ2枚目のシングル「およしになってねTEACHER」のほうが、よほど過激な曲だと思います。歌詞は、数学が苦手な女学生が担当の先生を誘惑して単位をもらおう、という内容のものです。歌詞の中では、スカートをちらりと見せたり、保健室に誘ったりしています。この曲を、当時高校生だった新田恵利らが歌っていたのです。30年以上の時を超えてリリースされた2つの曲は、どちらも秋元康氏によって作詞されたものです。「TeacherTeacher」について批判している人が、「およしになってTEACHER」の歌詞に触れないのはおかしいではありませんか。私は、ギリギリのところを攻める秋元氏の姿勢が大好きです。誤解を恐れずに言えば、秋元氏は音楽家ではありません。芸術的な歌詞を描くという面では、他の作詞家に負けています。しかし、優れたビジネスマンとして、売れる歌詞を描く能力に長けているのだと思います。

横のつながり、縦のつながり

 高校時代、私はクラスの中でやや浮いた存在でした。友人はいたものの、何となくクラスの雰囲気に馴染むことができませんでした。しかし、これまでの記事でも述べたように高校時代はとても充実していました。なぜなら、仲の良い先輩や後輩、先生に恵まれてからです。2年上のF先輩、1年上の奇才G先輩、1年下のハイテクO君、2年下には数学愛好会の後輩たちというように、歳の違う友人との想い出に満ち溢れています。加えて、個性的な先生方とも交流を深めていました。なぜか、年上の人と話していると、気が合うのを感じました。

 中学や高校では、同学年の友人との付き合い、つまり横のつながりだけでなく、先輩や後輩といった縦のつながりも大事にするべきです。先輩は自分よりも先に受験を経験します。自分より1、2年先を生きている先輩からいろんなことを学びましょう。1,2年後ろを進む後輩には、勉強を教えたり自分の経験を語ることで、知識のアウトプットをすることができます。先輩から教わり、後輩に教える。このリレーをつないでいくことで、学校生活を豊かにすることができるのです。社会人においても、同年代の人との付き合いに偏りがちだと思います。幅広い年代の人とつながりを持つことで、人生に深みをもたせてください。